Xperia 1のカメラは、1200万画素が3つ並ぶという珍しいトリプルカメラ。
3つのカメラの内、一番上のメインカメラは、 F1.6/26mm相当のレンズを搭載。1200万画素、DRAM積層型、光学式手ブレ補正搭載という情報からIMX345と推察されますが新型のIMX445という話もあります。IMX345(IMX445)は、デュアルピクセルPD(フォトダイオード)AFセンサー搭載で、Xperiaには初搭載だと思います。
デュアルピクセルPDは、1つのオンチップレンズの下に2つのPDが設置さる構造をとり、2つのPDに搭載された位相差AFにより高精度なピント合わせが可能となる技術です。画素数は、1200万画素の2倍となる2400万画素が搭載されていることになりますが、記録画素数は半分の1200万画素となります。
また、これまで長く搭載されていたDRAM積層型IMX400とは、手ブレ補正の方式(ジャイロ機構→光学式)、デュアルピクセルPDなどの点で異なります。記録画素数は下がりましたが、このカメラだけでも使い勝手が大幅に向上している印象を受けます。
中央のカメラは、F2.4/52mm相当のレンズを搭載。ポートレートと望遠用で光学式手ブレ補正搭載です。一番上のカメラと連動し、26mmから260mmまでシームレスなデジタルズームで動作するようです。
一番下のカメラは、F2.4/16mmの超広角レンズ搭載。手ブレ補正なし。超広角という性質上、周囲に歪み出るようですが、歪み補正機能が気になるところです。
これらに加え、ソニー独自の光学式+電子式によるハイブリッド手ブレ補正、RAWノイズリダクションや高性能レンズおよびセンサーによりXperia XZ3と比較して4倍感度が向上し、暗所でも美しい撮影が実現できるようになっているようです。
YoutubeにXperia 1のトリプルカメラの動作についての簡単な紹介動画がアップされています。3つのカメラを使い分けると色々なシーンの撮影がこれまでより楽しめる、何となく感じはつかめると思います。