ソニーモバイルコミュニケーションズからIFA 2014の開催に合わせてXperia Z3が発表され、今回の発表ではXperia Z2のときには無かったコンパクトモデルXperia Z3 Compactが発表されました。
今年はAndroid 4.3へのアップデートがリリースされたこともあってまだまだ使える印象のXperia Vですが、発売から2年ほど経過していることもあって、こうした新機種の発表があると非常に魅力を感じてしまいます。
Xperia Z3 Compactの性能がどのようなものか確認にするために、Xperia V、Xperia Z1 Compactと比較してみました。
機種名 | Xperia Z3 Compact | Xperia Z1 Compact | Xperia V |
---|---|---|---|
OS | Android 4.4 | Android 4.4(*2) | Android 4.3(*2) |
画面サイズ | 4.6インチ | 4.3インチ | 4.3インチ |
解像度 | 1280×720 | 1280×720 | 1280×720 |
パネルの種類 | トリルミナス ディスプレイ for mobile | トリルミナス ディスプレイ for mobile | TFT HD |
CPU | 2.5GHz 4コア | 2.2GHz 4コア | 1.5GHz 2コア |
RAM | 2GB | 2GB | 1GB |
Flash Memory | 16GB | 16GB | 8GB |
外部メモリ | microSD 128GB SDXC supported | microSD 64GB SDXC supported | microSD 32GB |
本体サイズ | 127×64.9×8.6mm | 127×64.9×9.5mm | 129x65x10.7mm |
バッテリ容量 | 2600mAh | 2300mAh | 1700mAh |
重量 | 129g | 137g | 120g |
カメラ | 2070万画素 | 2070万画素 | 1300万画素 |
サブカメラ | ○ | ○ | ○ |
防水 | ○ | ○ | ○ |
ネットワーク | (*1) | (*3) | (*4) |
SIMサイズ | nanoSIM | microSIM | microSIM |
発売時期 | 2014年秋 | 2014年1月 | 2012年8月 |
*2 最新のアップデート適用時
*3 GSM:850,900,1800,1900、UMTS HSPA+:850,900,1700,1900,2100、LTE:800,850,900,1700,1800,1900,2100,2600
*4 GSM:850,900,1800,1900、UMTS HSPA+:850,900,2100、LTE:800,850,1800,2100,2600
注目すべきは画面サイズが4.3インチから4.6インチにスケールアップされているという点。それでいて本体サイズはXperia Z1 Compactとほとんど変わらないという事で、これまでと変わらない操作性を保ちながら画面サイズが大型化されています。
重量は8gほど軽く(138g→129g)なっており、Xperia Z1 Compactを手にしたときの若干の重量感が改善されるのは個人的には非常にポイントが高いです。
バッテリ容量が2600mAhにアップグレードされスペック上の待機可能時間もXperia Vと比較すると2倍強(400時間→920時間)にアップしており、容量のアップグレード以上にバッテリ使用効率はかなりよくなっているようです。
SIMサイズがmicroSIMからnanoSIMに変更されており、これまでmicroSIMを使っていた場合には変更が必要になります。
そのほかの点ではCPUやフロントカメラの性能が向上しているもののXperia Z1 Compactからは大きな変化は無いようにみえますがXperia Vからは全体的に大きく変わっており、Xperia Z1 Compactで悩んだ重量についても軽量化されているのを考えるとそろそろ機種変更をしようかと考えてしまいます。
NTTドコモから2014年秋または冬モデルとして発売が予定されているということで、お財布機能やワンセグが搭載されたバージョンが登場するのではないかと思います。シンプルな海外モデル、追加機能や故障時のサポートが魅力な日本モデルと選択肢が増え、発売が非常に楽しみです。