先日、Android 6.0 Marshmallowへのアップデートが出たばかりの国内モデルのXperia Z3 SO-01G/Z3 Compact SO-02Gですが、ステータスバーやナビゲーションバーが反応しない不具合が多く報告されているようです。
具体的には、画面上部から下部へのスワイプ操作や画面下部に並んでいるホームボタンなどのナビゲーションボタンが反応しないというもので、タッチパネルに関する不具合のようです。
この不具合はバッテリパックの膨張により液晶パネルやバックパネルが押し上げられられることに起因して、タッチセンサーが反応しなくなるのではないかと考えられています。
バッテリバックの膨張によりバックパネルが浮いてしまった端末もあるようなので、液晶側にも何かしらの影響が発生しても不思議ではありません。
特に、Xperia Z3/Z3Cの本体はスマホの中でも薄い部類に入るので、バッテリパック膨張による影響は他機種に比べて受けやすいかもしれません。
通常バッテリパックの寿命は1~2年と言われています。Xperia Z3/Z3Cが発売されてから約1年半が経過しているので、報告件数が増えているのはバッテリパックの寿命に達する端末が多く出てきているのかもしれません。
1ヶ月程前に「充電量を調整する機能追加」のアップデートが突然行われました。既にバッテリパックが劣化している可能性が高い機種に追加する機能ではないだろうと思いましたが、バッテリパックの膨張が発生していることを考えると何となく納得してしまいます。
ドコモがXperia Z2/Z3/Z3 Compact/A4 に充電量を調整する機能追加のアップデートを配信開始
Xperia Z3/Z3Cは発売から1年以上が経過している機種ですが、ドコモショップに持ち込んだら無償で修理・交換されたという話もあるようです。
幸い、私の端末にはこういった症状は発生していませんが、端末に不具合が発生している人は一度ドコモショップに相談してみるといいかもしれません。
2017年6月6日追記
タッチ切れの症状が発生したのでドコモショップで修理してきました。