手持ちのXperia Z3 Compact SO-02Gで画面上部にある「ステータスバー/通知領域」をスライドしても反応しない、所謂「タッチ切れ」が発生したのでドコモショップで修理してきました。
Xperia Z3 Compactのタッチ切れは、割とよく発生する不具合として知られています。原因は定かではありませんが、バッテリパックの膨張により液晶パネルやバックパネルが押し上げられられることに起因してタッチセンサーが反応しなくなるのではないかと考えられています。
本体が熱を持ちやすい夏場に症状が発生しやすいという認識でいましたが、ここ最近「ゲーム>充電>ゲーム>充電・・・」を繰り返していたのが災いしたのか手持ちの端末でもタッチ切れが発生し始めました。
タッチ切れの確認方法
通知領域をスライドしても反応しづらくなったり反応しなくなったら、「タッチ切れ」の疑いがあります。
「タッチ切れ」の確認は、Xperiaでは「サービスモード」から簡単にテストできます。
「サービスモード」は、ダイヤルアプリで下記のコマンドを入力すると起動します。
「*#*#7378423#*#*」
サービスモードが開いたら「Service tests」>「Touch Screen」と進みます。
テストが開始されると画面が真っ黒になり、指でなぞった軌跡が白い線で表示されるようになります。
画面上部の通知領域付近に白い線が表示されない領域があるのが確認できます。タッチパネルの反応しない(タッチ切れの発生している)箇所では、この様に白い線が表示されなくなるのでタッチ切れが発生していることが一目でわかります。
タッチ切れの修理
故障の状況にもよりますが落としたり水没させたりという事が無ければ、基本的にタッチ切れはドコモショップに持ち込めば無料で修理してもらえるようです。
修理に出すに当たって注意点がいくつかあります。
- ドコモショップで預かり時に「データの初期化」をされます。事前にバックアップが必要です。
- Android OSは最新版にアップデートされて戻ってきます。SO-02Gは、Android 4>5>6とアップデートされてきましたが、修理から戻ってくるとAndroid 6になっています。Android 4または5にしたい場合には、自分で焼き直す必要があります。
- 端末に貼っている保護フィルムなどは高い可能性で剝がされてしまいます。再利用可能なものは事前に剥がしておくか修理後に新しいものを用意する必要があります。
- SIMロック解除している端末はSIMロックされて戻ってきます。私の端末はドコモショップにてSIMロック解除してありましたが、再び解除作業が必要でした。再解除料金は無料です。退店後にSIMロック解除忘れたと連絡があり再訪問することになったのですが、SIMロック解除している人は忘れずに解除してもらってください。
- 回線契約がFOMA契約だったり回線契約が無い場合には代替機の貸し出しはありません。私はFOMA契約ですが代替機は不要だったので問題ありませんでしたが、SO-02Gをメインで使っている方は注意が必要です。代替機の貸し出しが不可/不要の場合には、ドコモポイントが300ポイントもらえます。
修理に出すと修理費の見積り>修理の有無の連絡>修理という流れになると説明されましたが、修理費用がかからないということで見積りの連絡は無く修理されて戻ってきました。
タッチ切れは無料修理という情報がネットに流れていたので恐らくそうなるだろうと思っていましたが、ドコモショップではそれに関する説明はなく前述の流れの説明のみでした。
5月29日(月)に修理に出し6月5日(月)に戻ってきたので修理期間は約1週間です。
左が修理前、右が修理後のタッチパネルテストの結果です。タッチパネルが反応しなかった通知領域付近も反応するようになり、違いは一目瞭然です。
まとめ
通知領域の反応が鈍かったり、反応しなくなったら「タッチ切れ」を疑ってみてください。そしてタッチパネルで問題があったら、ドコモショップに相談してみてください。