「Xperia 5 II」「Xperia 5」のスペック、外観比較

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「Xperia 5 II」と「Xperia 5」のスペックや外観などの比較です。

「Xperia 5 II」は、2020年9月に発表されたハイエンドモデル。「Xperia 1 II」に搭載された最新機能を約6.1インチHDR対応有機ELディスプレイを搭載するコンパクトなボディに凝縮し、Xperia史上初となるリフレッシュレート120Hz駆動、240HzのMotion Blur Reduction(残像低減技術)を搭載。世界初となる4K HDR 120コマ/秒撮影も可能。2019年に発売された「Xperia 5」の後継機種の位置付けです。

「Xperia 5 II」「Xperia 5」の比較

スペック比較

機種名Xperia 5 II
海外SIMフリー
Xperia 5
海外SIMフリー
OSAndroid 10Android 9
SoCSnapdragon 865Snapdragon 855
本体
サイズ
158x68x8mm158x68x8.2mm
重量163g164g
バッテリ4000mAh
USB PD
3140mAh
USB PD
画面21:9 6.1インチ OLED
FHD+ 1080x2520 HDR
21:9 6.1インチ OLED
FHD+ 1080x2520 HDR
内蔵
メモリ
RAM 8GB
ROM 128GB/256GB UFS
6GB/128GB UFS
外部
メモリ
microSDXC 最大1TBmicroSDXC 最大512GB
背面
カメラ
12MP 1/1.7" ExmorRS 24mm F1.7
12MP 1/2.55" 16mm F2.2
12MP 1/3.4" 70mm F2.4
OIS
光学3倍ズーム(70mm)
12MP 1/2.6" ExmorRS 26mm F1.6
12MP 1/3.4" 16mm F2.4
12MP 1/3.4" 52mm F2.4
OIS
光学2倍ズーム
前面
カメラ
8MP 1/4" F2.08MP 1/4" F2.0
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.0Bluetooth 5.0
USBUSB 3.1 Type-CUSB 3.1 Type-C
生体認証指紋認証指紋認証
NFC対応対応
おサイフ
ケータイ
--
ワンセグ/
フルセグ
-/--/-
耐久性IP65/68IP65/68
SIMnanoSIMx1/2nanoSIMx1/2
その他3.5mmオーディオジャック-
発売時期2020年10月2019年10月

基礎性能

Xperia 5 IIは、SoCがSnapdargon 868にアップグレード、RAMが8GBに増量、バッテリ容量が4000mAhに増量など基礎性能が向上しています。

また、ディスプレイには、リフレッシュレート120Hz駆動、240Hzの残像低減技術、最大240Hzの高速タッチ検出が新搭載されています。

背面カメラ

背面カメラは、12MPの3眼から変わりませんが内容が全て変わっています。中でもメインカメラのイメージセンサーサイズが1/1.7″へと大きくなり暗い場所での撮影に強くなっています。光学ズーム能力も2倍から3倍に上がっています。

その他の点として、3.5mmオーディオジャック搭載、Wi-Fiがaxに対応などが変わっています。

※ Xperia 5 IIは、ワイヤレス充電に非対応でしたので修正しました。誤った情報を掲載してしまい申し訳ありませんでした。

外観比較

左:Xperia 5 II、右:Xperia 5

Xperia 5 IIは、Xperia 5から上下に幅狭のベゼルのあるデザインは変わりませんが、四隅がより丸みを帯びています。また、スピーカーが上下ともフロント側へと配置が変わり、左右均等に音の拡がりを感じられる配置となっています。

背面は、NFCの位置が若干上部に移動された程度でほぼ変わっていません。

対応バンド

機種名/Modelネットワークバンド
Xperia 5 II XQ-AS723GB1/2/4/5/6/8/19
4GB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/48/66
5GBn1/n3/n8/n28/n77
Xperia 5 J92103GB1/2/4/5/6/8/19
4GB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/46/66
5G非対応

Xperia 5 II XQ-AS72は、5G(Sub6)に対応。3G/4Gは、日本キャリアの主要バンドに対応していますが、これまでの傾向から恐らく日本キャリアのVoLTEに非対応と思われます。

機能比較

主に、Xperia 5 IIに新搭載された機能です。

5G(Sub6)対応

5G周波数帯のSub6に対応しています。

120Hzディスプレイ

Xperia初となるリフレッシュレート120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載しています。また、240Hzの残像低減技術、最大240Hzの高速タッチ検出も搭載されています。

リアルタイム瞳AF

リアルタイム瞳AFは、カメラキーを半押しすると、AIによって被写体の瞳を瞬時に検出してリアルタイムに追従(フォーカスを合わせ続ける)する機能。Xperia 5で新搭載された瞳AFを進化させた機能と言えます。

最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写

動く被写体に瞬時にフォーカスを合わせ、自動で露出も調整して最高20コマ/秒の高速連写が可能。Xperia 5の10コマ/秒から進化しています。

DSEE Ultimate

Xperia 5に搭載された「DSEE HX機能」に加え、「DESS Ultimate」を搭載しています。DESS Ultimateは、ソニー独自のAI技術で高音域の表現力や微細な音の再現性を向上させる機能です。

Googleアシスタントキー

Googleアシスタントキーは、カメラボタンと指紋認証センサーの間に配置されています。長押しするとGoogleアシスタントが起動し、質問や検索、音楽や動画の再生などを音声で操作できます。

まとめ

Xperia 5 IIは、Xperia 5から基本性能の向上に加え、フロントステレオスピーカーや3.5mmオーディオジャックの採用など使い勝手も大きく向上しています。また、本体サイズや重量がほぼ変化しておらず、シリーズ後継機として非常に選びやすい機種に仕上がっていると感じます。

また、リフレッシュレート120Hz駆動、240Hzの残像低減技術、最大240Hzの高速タッチ検出などゲーマー向け要素の強い機能が搭載されたことにより、クリエイター向け要素の強いXperia 1 IIとの立ち位置の違いが、これまで以上に鮮明となっています。

発売時の価格は、Xperia 5が€800だったのに対し、Xperia 5 IIが€899と上昇しています。執筆時の価格は、Xperia 5が約7万円、Xperia 5 IIが約11万円と約4万円差です。

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