「Xperia 10 IV」「Xperia 10 III」の比較
スペック比較
機種名 | Xperia 10 IV 国内キャリア版 | Xperia 10 III 国内キャリア |
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OS | Android 12 | Android 11 |
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 690 5G |
本体 サイズ | 153x67x8.3mm | 154x68x8.3mm |
重量 | 161g | 169g |
バッテリ | 5000mAh USB PD | 4500mAh USB PD |
画面 | 21:9 6インチ 有機EL FHD+ 1080x2520 | 21:9 6インチ 有機EL FHD+ 1080x2520 |
内蔵 メモリ | 6GB/128GB UFS | 6GB/128GB |
外部 メモリ | microSDXC 最大1TB | microSDXC 最大1TB |
背面 カメラ | 12MP 1/2.8" ExmorR 27mm F1.8 8MP 1/4" 16mm F2.2 8MP 1/4" 54mm F2.2 光学2倍ズーム | 12MP 1/2.8" ExmorR 27mm F1.8 8MP 1/4" 16mm F2.2 8MP 1/4" 54mm F2.4 光学2倍ズーム |
前面 カメラ | 8MP 1/4" F2.0 | 8MP 1/4" F2.0 |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.1 | Bluetooth 5.1 |
USB | USB 2.0 Type-C | USB 3.1 Type-C |
生体認証 | 指紋(側面) | 指紋(側面) |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
ワンセグ/ フルセグ | -/- | -/- |
耐久性 | IP65/68 | IP65/68 |
SIM | nanoSIM(ドコモ) nanoSIM+eSIM(au、SB) | nanoSIM |
その他 | 3.5mmオーディオジャック | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 2022年7月 | 2021年6月 |
スペック上から確認できる主要な変更点は、SoC、バッテリ容量、重量、対応SIM。スペックに掲載されない変更点では、カメラ、ディスプレイなどです。
チップセット
Xperia 10 IVは、5G通信のSub-6とミリ波に対応するQualcomm Snapdragon 695 5G Mobile Platformを搭載しています。
SoC | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 690 5G |
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CPU | Cortex-A78x2 Cortex-A55x6 | Cortex-A77x2 Cortex-A55x6 |
GPU | Adreno 619 | Adreno 619L |
プロセス技術 | 6nm | 8nm |
Snapdragon 695 5Gは、Snapdragon 690 5Gの後継チップセットにあたり、5G通信のSub-6とミリ波の両方に対応します。CPU、GPU、プロセス技術の全てが刷新され、CPU性能が15%、GPU性能が最大30%向上しています。
AnTuTuスコアは、Snapdragon 695 5Gが約39万、Snapdragon 690 5Gが約32万。CPU性能で約2割、GPU性能で約3割と公式発表に近い性能向上となっています。
バッテリ容量
Xperia 10 IVのバッテリ容量は、Xperia 10 IIIから500mAH増量の5000mAhです。バッテリ容量増とSnapdragon 695 5Gの省電力化により、バッテリ持ち向上に期待できます。
バッテリ容量は増えていますが、本体サイズは高さと幅が1mm減、重量が8g減となっています。
SIM
Xperia 10 IIIの派生モデルXperia 10 III liteで初搭載されたeSIMですが、Xperia 10 IVでは標準搭載され、nanoSIM+eSIMとなっています。ただし、日本を除くアジア地域(香港、台湾、シンガポールなど)ではnanoSIMx2です。海外版を購入する場合には、対応SIMを確認してから購入した方が良いです。
国内では、ドコモ版がnanoSIM、au/UQ mobileとソフトバンク(ワイモバイル)がnanoSIM+eSIMです。
カメラ
Xperia 10 IVのリアカメラは、Xperia 10 IIIと同じ広角+超広角+望遠のトリプルカメラから構成は変わっていませんが、広角と超広角の視野角が変わっているので内容は異なる様です。
広角カメラは、Xperia 10 IIIの電子式手ブレ補正から、10シリーズ初となる光学式手ブレ補正搭載です。夜間や室内などのうす暗い環境下での撮影に強くなっています。
フロントカメラは、8MP(F.20)から変更はありません。
ディスプレイ
ディスプレイは、6インチ4K有機ELと変わりませんが、輝度がXperia 10 III比で約50%向上し、明るい環境下での視認性が向上しています。
リフレッシュレート60Hz、120Hzタッチ検出(タッチサンプリングレート)に対応しています。
外観比較
製品画像はドコモ版です。
前面
背面
デザインは従来通りで、グーグルアシスタントボタンが廃止されていますが、その他のカメラやボタン類の配置に変更はありません。
価格比較
キャリア/地域 | Xperia 10 IV価格 | Xperia 10 III価格 |
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ドコモ | 64,152円 | 51,480円 |
au | 未発表 | 53,985円 |
ソフトバンク | 未発表 | 54,000円 |
欧州 | €499(約6.8万円) | €429(約5.8万円) |
香港 | $3,799(約6.3万円) | $3,499(約5.7万円) |
台湾 | $12,990(約5.7万円) | $12,990(約5.7万円) |
国内では、ドコモで約1.3万円と大きく価格が上昇しています。auとソフトバンクは未発表です。
海外でも上昇していますが、何故か台湾だけ変わっていません。価格上昇より為替の影響が大きいです。
※ 円換算は執筆時のレートで計算しています
日本ではドコモ、au/UQ mobile、ワイモバイルから7月発売