Xperia L2の概要、対応ネットワークバンド、Xperia L1との比較など

「Xperia L2」は、Sony MobileがCES 2018に合わせて発表された5.5液晶搭載のエントリーモデルのスマートフォン。

前機種の「Xperia L1」と比較しながら「Xperia L2」の概要、対応ネットワークバンドなど確認していきたいと思います。

「Xperia L2」の概要

機種名 Xperia L2 Xperia L1
OS Android 7 Android 7
SoC MediaTek MT6737T MediaTek MT6737T
本体
サイズ
150x78x9.8mm 151x74x8.7mm
重量 178g 180g
バッテリ 3300mAh 2620mAh
画面 5.5インチ
HD 1280x720
5.5インチ
HD 1280x720
内蔵
メモリ
3GB/32GB eMMC 2GB DDR3/16GB
外部
メモリ
microSDXC 最大256GB microSDXC 最大256GB
背面
カメラ
13MP 1/3.06" F2.0 13MP F2.2
前面
カメラ
8MP 1/4" F2.4 5MP 24mm F2.2
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n 802.11 a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.2 Bluetooth 4.2
USB USB Type-C USB Type-C
生体認証 指紋認証 -
NFC 対応 対応
おサイフ
ケータイ
- -
ワンセグ/
フルセグ
-/- -/-
耐久性 - -
SIM nanoSIMx2 nanoSIMx2
その他 - -
発売時期 2018年1月 2017年4月下旬

性能が変わった点をピックアップしてみます。

  • RAMが2GB→3GBに増量
  • ストレージが16GB→32GBに増量
  • フロントカメラが8MP 120度超広角レンズ
  • バッテリ容量が2620mAh→3300mAhに大幅アップ
  • 指紋認証機能を搭載

Xperia L1からSoCの変更はありませんが、RAMが2GB→3GBに増量され動作の向上が見込まれます。ストレージも16GB→32GBに増量され、エントリーモデルとしては十分な容量です。

フロントカメラに120度超広角レンズが搭載されています。広角レンズはかろうじてXperia XZ1 Compactに80度広角レンズが搭載されたくらいでXperiaではこれまであまり搭載されていません。同時期に発表されたXperia XA2シリーズには搭載されていたので今後広角レンズが標準になっていくのかもしれません。

バッテリ容量が2620mAh→3300mAhに大幅アップしています。GSMArenaのBattery life testsの結果ではXperia XA1 Ultraの63時間に対しXperia L2が65時間と残念ながら増量の効果が出ていません。

新たに指紋認証機能が搭載されました。昨年発表されたXperia XA Plusでに指紋認証がXperiaのミッドレンジモデルに初搭載となりましたが、エントリーモデルにも初搭載となりました。今後は標準搭載となっていくようです。

SoCは変わっていませんがRAMやストレージが増量されたり、カメラ性能が向上されたり、まずまずの性能向上といった感じです。

「Xperia L2」の対応ネットワークバンド

アジア・新興国向けのDual SIMモデル「Xperia L2 H4331」と「Xperia L1 G3312」を比較してみます。

対応ネットワーク概要

機種名/Model ネットワークバンド
Xperia L2 H4331 3GB1/2/5/8
4GB1/2/3/4/5/7/8/28/38/39/40/41
5G非対応
Xperia L1 G3312 3GB1/2/5/8
4GB1/2/3/5/7/8/20
5G非対応

Xperia L2 H4331は米国のLTE Band 4の他、日本でも使われるLTE Band 28など、かなり対応バンドが増えています。

3Gネットワーク詳細

Band 周波数 通信キャリア H4331 G3312
1 2100 NTTドコモ(FOMAサービスエリア)
ソフトバンク(SoftBank 3G)
アジア
2 1900 PCS
米AT&Tモビリティ
米T-Mobile
加Rogers
5 850 米AT&Tモビリティ
豪Telstra
加Rogers
ブラジルClaro
Telemig Celular
8 900 フィンランドElisa
タイAIS
豪Optus
Vodafone
ソフトバンク(プラチナバンド)

4Gネットワーク詳細

Band 周波数 通信キャリア H4331 G3312
1 2100 NTTドコモ
KDDI/沖縄セルラー電話
ソフトバンク
中国、タイ、フィリピン
2 1900 カナダ
中南米
3 1800 NTTドコモ (東名阪バンド)
楽天モバイル(MNO)
ソフトバンク
中国、香港、台湾、タイ
豪州、ニュージーランド
欧州
4 1700/2100 米国
5 850 豪州
中国
7 2600 台湾、香港、タイ(予定)
TeliaSonera (北欧)
豪州、ニュージーランド
カナダ、中南米
8 900 ソフトバンク
中国、台湾
タイ、インドネシア
欧州
中南米
ニュージーランド
20 800 欧州
28 700 NTTドコモ
KDDI/沖縄セルラー電話
ソフトバンク/ウィルコム沖縄 (旧:ワイモバイル)
台湾
豪州、ニュージーランド
ブラジル、中南米
38 - タイ(予定)
中国、台湾
欧州
ロシア
39 - 中国
40 - タイ(予定)
中国、香港
豪州
インド
南アフリカ
インドネシア
41 - 米国 (クリアワイア)
中国
Wireless City Planning(AXGPサービス)
UQコミュニケーションズ(WiMAX 2+)

日本対応

Model ドコモ ソフトバンク
3G4G3G4G
H4331 1/6/19 1/3/19/21/28/42 1/8 1/3/8/11/28/41/42
G3312 1/6/19 1/3/19/21/28/42 1/8 1/3/8/11/28/41/42

Xperia L2は新たにLTE Band 28に対応しています。NTTドコモ、ソフトバンクのどちらでもまずまず使えそうですが、プラチナバンドに対応しているソフトバンクの方が相性がよさそうです。

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