2013年以降にドコモから発売された端末にはAPNロックの設定がされておりテザリングする事ができませんが、AndroidPlusさんのサイトの情報によるとroot不要でテザリング制限の解除（APNロックの解除）が出来るようです。
root不要でsettings.dbを編集する方法 | AndroidPlus
その方法とは、”adbで設定を書き換えるだけ”という非常に簡単な作業です。
例えば、テザリング制限を解除したいときは
開発者向けオプションでUSBデバッグを有効にして
コマンドプロンプトで
1 adb shell
2 settings put global tether_dun_required 0
と一行ずつ入力します。
ドコモXperiaのMVNOでのテザリング制限の解除にも使えるのでは無いでしょうか。
(国際版しか持っていないので確認できませんが…。)
手元にあるXperia Z3 Compact SO-02GにはLollipopを焼いてしまっているので実際にテザリングが解除されるか確認する事ができませんが、試しにコマンドをたたいてみると非rootの端末において確かに設定は変更できるようです。
これまで海外ROMを焼いたり、rootをとって設定を書き換えたりという方法でテザリングできるようにする方法がとられていましたが、これらの方法では文鎮化や特定の機能を失うなどのリスクが伴いました。しかし、adbでコマンドをたたいて設定を書き換えるという方法なら、SDKの導入などの環境構築の手間はかかりますがリスクはほとんどありません。
2015年5月からSIMロック解除が義務化される予定ですが、APNロックは解除されないという話もあり、MVNOでテザリングできないという問題が残りそうな懸念がありましたが、この方法でテザリングできるようになるのであれば、MVNOの使い勝手を損なう事無く安心して利用する事が出来そうです。
AndroidPlusさんに大変感謝です。
※ この方法によるAPNロック解除は、SIMカードを変更すると設定が戻るようです。ご注意ください。
まとめ
テザリングが出来るということであれば、今後はドコモの白ロムの需要が上がってきそうな気がしますが、最近SO-01Gの白ロム相場は下落傾向です。
ここ数日、ヤフオクでもアマゾンでもSO-02Gは値上がりしていますが、SO-01Gの方は値段がかなり下がっています。SO-01Gは一時期5万円付近まで値上がりしていましたが、ここ数日は稀に4万円を切る時もあるほどの下がりようです。
SO-01Gのようなハイスペック機種が4万円を切る価格まで下がってくると、何か曰くがあるんじゃないかと不安になるほどの価格です。買おうか悩みます・・・。