カメラの性能調査機関DxOMarkは、「Xperia XZ3」の調査結果を発表。総合評価は79となり、これはXperia XZ Premiumの83より低い評価です。
Xperia Z3のカメラは、全体的に明るい場所や室内での撮影は良好ですが、暗い場所にやや難があるようです。Xperia XZs/XZ Premiumの発売当初に問題となった歪みのほかに、高コントラストのエッジにリンギング、ノイズが若干含まれると報告されています。
大きくスコアを落としている原因は、ズームやボケモードなどの機能不足とアーティファクトです。Xperia XZ3のカメラは、主流となっている複眼カメラでもなく、Xperia XZsから約2年間に性能も変わっていないので評価が低いのは当然の結果かもしれません。アーティファクトの軽減は、カメラメーカーとしてもっと頑張ってもらいたいです。
Xperia XZ Premiumよりスコアは低い結果となっていますが、基本的に同じカメラ、ソフトウェアを搭載しているので評価の傾向はほぼ同じです。
複眼カメラ、ボケモードやズームはXperia 1/10シリーズに搭載されているので今後は改善されていくと思いますが、Xperia 1は中途半端なトリプルレンズカメラよりXperia XZ2 Premiumと同じデュアル仕様で良かったのではないかと考えます。本命はToFセンサー搭載からなので。
DxOMarkの調査結果にXperia XZ2 premiumの評価がないのが非常に残念です。