Xperia Z3 CompactのグローバルモデルD5803へAndroid 5.0.2 Lollipopの配信が開始されたので、早速ドコモ版のSO-02Gに焼いてみました。
基本的にはSO-02Gを海外ROM化した時と手順に違いはありませんので、導入は簡単です。
今のところ動作に問題はなく、非常に快適です。
Xperia Z3 Compact SO-02GをLollipopにアップデート
ソフトウェア、ファームウェア
現在D5803用のファームウェアはNordic(北欧版)とBaltic(バルト諸国版)が公開されていますが、Balticはエラーが出たのでNordicを使用しました。
(2015年3月26日)Balticのエラーは再現性がなかったので、操作ミスがあったのかもしれません。
- flashtool
flashtool-0.9.18.4-windows.exe → DL - firmware
D5803_23.1.A.0.690_Customized_NCB.ftf → DL
※ 後日、USA版の配信が始まったので焼き直しました。
ROM焼き
今回はAndroid 4.4からAndroid 5.0へのメジャーアップデートだったのでアプリや設定データの削除をしたかったのですが、データの引き継げないアプリがあったのでアプリや設定データは残して焼いています。
データを残すのでWipeはDATAのチェックを外す、ExcludeはBOOTBUNDLE、BASEBANDにチェック。
10分程度でROM焼きは完了し、起動すると内部のアップデートにまた10~15分程度かかります。
動作確認
エラーも無く、無事起動したので起動直後の様子をみていきます。
ロック画面
Lollipopではロック画面が刷新され、ロック画面にメッセージが表示されるようになっています。
ロック画面はメッセージが表示されるだけでなく色々な機能が備わっているようです。興味のある方は、下記のサイトを参考にしてみるといいかもしれません。
>> Android 5.0 Lollipopの刷新されたロック画面の使い方。
上にスワイプすると画面ロックが解除されます。
ホーム画面
データを残して焼いたのでホーム画面はAndroid 4.4の時から大きな違いはありません。
ホーム画面にかわいい顔で陣取っている「ねこあつめ」。adbリストアを使って別の端末にリストアを試してみましたがうまく出来ず、今回データを残す事になったのはこの為です。
最近使ったアプリ
ホームボタンの隣にあるメニューボタンを押すと開く「最近使ったアプリ」が表示される画面は、アプリの表示され方がずいぶん変わりました。カードを横にスワープするとアプリが終了するのは便利になりましたが、Android 4.4の時にあった「全アプリ終了」ボタンが無くなっているのが残念です。
設定画面
マテリアルデザイン(アニメーションやカードデザインなどを使い「合理的な余白と動きを使った統一理論に基づいたもの」)と言う事ですが、フラットデザインの時にも感じましたが、陰影のあるデザインの方が見やすかった気がします。
端末情報
モデル番号はD5803、Androidバージョンは5.0.2、ビルド番号は23.1.A.0.690です。
ネット関連
データを残して焼いたのでAPN設定も残っており、SIMカードを挿したら設定する必要もなく認識します。接続モードのアイコン表示がLTEから4Gに変わっています。
通信速度を計測してみましたが、NifMoは相変わらずの快適さです。3つあるデータの内、一番目と二番目が今回の計測結果、三番目は前回の計測結果です。
接続サーバは、一番目は東京、二番目と三番目は石狩ですが、東京よりも石狩の方がレスポンスがいいのが不思議です(笑)
まとめ
SO-02GにAndroid 5.0.2 Lollipopを焼いてみましたが、とりあえず問題なく動作させる事が出来ました。しばらく使ってみて、状況などをまたアップしてみたいと思います。