Sonyは、AI処理機能を搭載する世界初のイメージセンサー、インテリジェントビジョンセンサー2モデル(IMX500、IMX501)を発表しました。
従来のイメージセンサーは、AI処理のために画像をフレーム毎にデータ送信する必要があるため、データ転送量が増加し、リアルタイムの処理が困難でしたが、新しいイメージセンサーは、ピクセルチップとロジックチップで構成されるスタック構成を特徴とし、ISP処理と高速AI処理をロジックチップ上に搭載することで、リアルタイムでニーズに合った処理の実現が可能となるとされています。また抽出した情報をメタデータとして出力することで扱うデータ量の削減と共に画像情報が出力されないようにすることでセキュリティリスクを軽減するとされています。
間もなく発売されるXperia 1 IIには、Xperia初となる3D iToFセンサーが搭載され、被写体を正確かつ高速にとらえる性能が大幅に向上されていますが、次のステージは動画撮影となるのでしょうか。Xperiaに搭載されるか不明ですが、仮に搭載されるとしても恐らく来年なのでまだ先の話です。
Sony to release world’s first Intelligent Vision Sensors with AI processing functionality