DxOMarkによるXperia 1のカメラ性能評価、総合評価は歴代最高91・・・だけど

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カメラの性能調査機関DxOMarkは、「Xperia 1」の調査を実施し、写真94、動画84、総合評価91と発表しました。

Xperiaシリーズの歴代最高値は、Xperia XZ Premiumの83。Xperia 1は、これを超える91というスコアです。Xperia XZ2 Premiumの調査が実施されていれば、これまでの最高という可能性があっただけに、実施されていないのが非常に残念です。

シリーズ歴代最高値ですが、91というスコアは、競合他社のフラッグシップデバイスと比べると20以上低く(現在の最高は「Galaxy Note 10+ 5G」の113)、iPhone 8など一部の古いデバイスと同等程度の評価です。

評価として、オートフォーカスが秀逸、カラーレンダリングが良好とされる一方、露出やコントラストの調整などの点で評価を落としています。また、エッジにリンギング、ノイズが発生するというのはXperia XZ3と同様です。

Xperia XZ3、XZ Premiumの評価と比較してみると、複眼化、ズーム、ボケといったハードや機能に起因するの項目で評価を上げていますが、それ以外の項目では大きく傾向が異なっている印象はなく、総合評価が上がったのは質ではなく機能の上昇によるものという見方も出来ます。

DxOMarkの調査には、Xperia 1の目玉機能「Cinema Pro」による動画の評価は考慮されていないようなので、必ずしもこの結果がすべてを表していることではありません。実際、Xperiaのカメラは、普通に綺麗に撮れるので個人的に非常に気に入ってます。

ただ、やはりユーザとしては、こういった評価は少なからず気になるので、もう少し意識した作りこみをしてもらえると嬉しい限りです。

Sony Xperia 1 camera review | DxOMark

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