5月末、auから「AQUOS K SHF 33」が発表されました。「AQUOS K SHF 33」はガラホのパイオニアであるシャープが開発した第三世代のガラホです。
気付けば発売日の7月6日に近づいていたので、現行モデルSHF32と比較しながらSFH33のスペックや特徴などを見ていきたいと思います。
AQUOS K SHF33の概要
SHF33とSHF32の比較
機種名 | AQUOS K SHF33 | AQUOS K SHF32 |
---|---|---|
メーカー | シャープ | シャープ |
外観 | ![]() | ![]() |
本体サイズ | 51x113x16.9mm | 51x113x16.9mm |
重さ | 130g | 128g |
液晶サイズ | 3.4インチ | 3.4インチ |
液晶解像度 | 960×540 | 960×540 |
OS | Android 4.4 | Android 4.4 |
CPU | MSM8926 1.2GHz クアッドコア | MSM8926 1.2GHz クアッドコア |
メモリ(RAM/ROM) | 1GB / 8GB | 1GB / 8GB |
バッテリ容量 | 1,410mAh | 1,410mAh |
連続通話時間 | 660分 | 660分 |
待受時間 | 4G:470時間 | 4G:430時間 |
ネットワーク | 4G:800MHz/2GMz | 4G:800MHz/2GMz |
転送速度(受信/送信) | 150Mbps / 12Mbps | 150Mbps / 12Mbps |
VoLTE | ○ | ○ |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Ver. 4.0 | Ver. 4.0 |
テザリング(親/子) | ○ / ○ | ○ / ○ |
カメラ | 1,310万画素 | 1,310万画素 |
防水 / 防塵 | ○ / ○ | ○ / – |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ |
赤外線通信 | ○ | ○ |
ワンセグ | ○ | ○ |
海外使用 | ○ | ○ |
発売時期 | 2016年7月06日 | 2015年7月17日 |
価格 | 45,360円 | 43,200円 |
SHF33とSHF32を比較してみましたが、重量が2g増加、防塵対応が加わったくらいで基本的なスペックに大きな違いはないようです。待受時間が40時間(430時間→470時間)ほど伸びていますが、連続通話時間は660分で違いはありません。
OSもAndroid 4.4から変更はないので、ソフトウェア面でも基本的な機能に違いはなさそうです。
SHF33の外観
左:SHF33、右:SHF32です。
サブディスプレイの向きが縦横変わっています。SHF33の向きの方が、手に取ったとき見やすそうです。
外観的な違いはサブディスプレイくらいで、キーパネルやカメラの配置などは、SHF32から変わっていないので使い勝手は変わらずだと思います。
色は、ロイヤルグリーン、シャンパンゴールド、ディープネイビーの3色です。
AQUOS K SHF33の特徴
続いて、SHF33の製品紹介ページに記載されていた製品の特徴を見ていきます。
- 逆光も夜景もキレイに撮れる、約13.1M高画素カメラ
- ケータイが話しかけてくる、毎日が楽しくなる「エモパー」
- 安心の防水・防塵・耐衝撃と、便利な歩数計
逆光も夜景もキレイに撮れる、約13.1M高画素カメラ
製品の特長して最初に挙げられているカメラ性能ですが、何れもSHF32から持ち合わせている機能です。
- 1,310万画素CMOSカメラ&リアルタイムHDR
- 薄暗い場所でも明るくノイズを抑えて撮影できる「NightCatch」
- プロっぽい写真も簡単に撮れる「フレーミングアドバイザー」
ケータイが話しかけてくる、毎日が楽しくなる「エモパー」
「エモパー」は、シーンに応じてタイミングよく、感情豊かに、友達のように声で話してくれたり、画面表示でメッセージを伝えてくれる人工知能です。スマホには既に搭載されている機種がありますが、ケータイでは初搭載です。
最新バージョンとなる「エモパー4.0」では、健康的な体重や歩数を維持できるように応援してくれる「エモパーヘルスケア」などの新機能が追加されました。
エモパー4.0の新機能 | 公式エモパー情報サイト エモパーク
モバイル型ロボット電話「RoBoHone(ロボホン)」を提供しているシャープだけに、面白そうな機能です。
安心の防水・防塵・耐衝撃と、便利な歩数計
SHF33は、SHF32が持っているIPX5/7の防水対応に加え、IP5Xの防塵対応、アウトドアでも快適に使えるよう耐衝撃対応性能が備わっています。
「米国国防総省が制定したMIL-STD-810G Method516.7:Shock-ProcedureIVに準拠した規格において、高さ1.22mから合板(ラワン材)に製品を26方向で落下させる試験」をクリアする耐衝撃性能のようです。
また、歩数を管理して健康サポートする「歩数計」が搭載されています。「エモパー」のヘルスケア機能などと併用すると良さそうです。
トレッキング好きの私にとっては、どれも嬉しい機能です。
まとめ
SHF33は、基本部分がSHF32から変わっていないので新製品ながらインパクトに欠けます。しかしながら、エモパーや防塵・耐衝撃対応など使い勝手の部分が改良されたマイナーチェンジと考えると、使い勝手の良いガラホだけに不安要素がなく好感が持てます。
SHF32からの機種変は不要だと思いますが、VoLTEやテザリングを存分に使いたいユーザにはお薦めできる機種になると思います。